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特急きのさきの停車駅・料金と「格安術」まとめ

京都と福知山や城崎温泉を結ぶアクセス列車・特急きのさきについて、停車駅や料金、おトクに乗るための「格安術」をまとめました。

特急きのさきは、京都から福知山・豊岡・城崎温泉まで走っている特急。京都から丹波・但馬エリアへ行くときはもちろん、首都圏や名古屋から行く場合でも定番ルートです。福知山発着・城崎温泉発着・豊岡発着の電車があります。

特急きのさきの停車駅

特急きのさきは、走っている区間にバリエーションがありますけど、停車駅はほとんどいっしょです。上の図にある駅のうち、日吉駅だけは一部の電車しか止まりませんけど、他の停車駅は、そこを走る全部の特急きのさきが止まります。

特急「きのさき」っていうわりには、城崎温泉まで行くのは全体の半分くらいしかありません。京都から城崎温泉に行くにはちょっと不便ですね。
※停車駅・本数は2024年8月現在

指定席利用時（通常期）
グリーン車利用時（通常期）

単位：円　2023年4月現在

特急きのさきの運賃＋料金を、指定席に乗った場合・グリーン車に乗った場合それぞれ表にまとめました。指定席に乗った場合、京都－福知山が3,250円、京都－豊岡が5,030円、京都－城崎温泉だと5,370円（通常期）です。

福知山で特急きのさきから特急こうのとりなどに乗りついで、京都－豊岡・城崎温泉間を乗る場合、ふつうは列車ごとに特急料金がかかりますけど、特別に通しで計算することになっています。なので、1本で行っても乗りかえても料金は変わりません。

特急きのさきなど、JRの特急の指定席・グリーン車の料金は、期間によってアップダウンがあります。上の表の料金は、そのうち「通常期」の料金。「最繁忙期」は400円、「繁忙期」は200円高くなって、「閑散期」だと200円安くなります。
※金額はすべて2023年4月現在

特急きのさきの料金を少しでも安くしたい！と思ったとき、まず探すのは格安切符だと思いますけど、あるにはあるものの、安くなる使い方はかなり限られます。それより、いちばんにおすすめしたい「格安術」は、旅行会社のフリープランです。

フリープランっていうのは、旅行会社がやっているツアーの1つ。特急きのさきに乗れる往復の切符（乗車券＋指定席特急券）と、泊まる宿の宿泊プランがセットになっています。

「ツアー」とはいいながら、他の人といっしょに行動したり、スケジュールが決まっていたりすることは一切ないです。自分で宿を予約して切符を買って行く「ふつうの旅行」と同じように、観光地もランチのお店も全部自由に計画できます。

いちばんにおすすめしたい理由は、自分で宿の宿泊プランと格安切符を探して組み合わせたりするより、ずっと安くなることも少なくないからです。あと、宿と切符をいちどに予約できて手間が省ける、っていうのもおすすめポイント。

ただ、いちおうツアーなので、自分で宿と切符を取る「個人旅行」と完全に同じわけではありません。フリープランならではのルールや注意点もあります。「何日前まで予約できるか」とか「万一のキャンセルのときは」などしっかり調べて、使えるようなら、よりおトクな城崎温泉旅行を満喫しましょう！